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【グルメ情報】丹波篠山 京町 「ルーとこめ」桂歌之助さんが自ら作る絶品のスパイスカレー

今年は、丹波篠山では雪が降り積もる日が多く大変な年です。丹波篠山の冬の寒さは厳しいのですが、天気の良い日はとてもさわやかです。今日は八上城高城山を望む京町に来ています。このあたりも原風景が残っていて360度見晴らしの良いエリアです。

ここになんと、落語家の桂歌之助さんが2021年9月25日民家の納屋を改装しスパイスカレー店「ルーとこめ」をオープンされました。落語家をやめて新しい商売をされるかとおもいきや、丹波篠山を活動拠点にしたいという思いとカレーを通じて様々な人とかかわりを深めたいという思いから。今後も、落語会開催日と日程調整しながら、スケジュール空きの期間に不定期で営業されていかれるそうです。なかなか凡人では理解できませんがその実行力、行動力はすごいですね。

店の場所は、丹波篠山市の八上小学校近く京町と呼ばれる地域です。車ならカーナビですぐですが、電車なら篠山口駅下車、神姫バス「篠山営業所行き」で終点「篠山営業所」下車徒歩10分。篠山口駅前よりレンタサイクルなら30分の所です。駅から、お城から、レンタサイクルで歌之助さんのカレーを食べに行くっていうプランもまた粋ですね。

メニューは定番の「チキンカレー」、月替わりのカレー(「和風キーマカレー」「麻婆豆腐カレー」など)(いずれも1000円)と、両方のカレーを楽しめる「あいがけ」(1200円)の3種類があります。

添加物なしで、生薬(スパイス)だけを使ったスパイスカレーです。パクチーは大丈夫ですかと確認されます。 パクチーの匂いはほとんど感じられません。バターライスを取り囲む食材はどれも美味しく、あったかいカレーとマッチした優れたスパイスカレーです。 「あくまでカレーは副業」 なんていわれますがまさにプロの味です。 何種類ものスパイスを調合して作るスパイスカレーは食べるのも作るのも好きと言われるだけのことはあります。一度堪能してくださいね。

高座スペースも設けられており、「出店を機会として地元の人と交流したり、ゆくゆくは店で落語も披露できたら」と、落語会もできる十分できる高座もあります。

歌之助さんは高槻市出身。千葉大学工学部建築学科に入学され、落研で落語の素晴らしさに出会い、卒業後1997年には二代目歌之助に入門されました。その後、米朝の孫弟子として、三代目歌之助を襲名されました。現在は、関西を中心に全国で高座に上がり古典落語を披露されている実力派の落語家さんなのです。

何よりうれしいのが歌之助さんは「丹波篠山」が大好きということです。数年前から 住居と店舗が併設できる物件を探されとうとう辿り着いたのがここだったそうです。「大阪から車でわずか1時間でこの原風景がある丹波篠山が好きなんです」といわれて嬉しくなりました。

「この景色を楽しんでもらいながら、趣味で作ってきたカレーを提供し、将来は落語もできる活動拠点を」との思いがこのお店にあります。何種類ものスパイスを調合して作るスパイスカレーは食べるのも作るのも好きだそうでその思いがカレーに感じられます。

現在営業は1か月のうちのたった2日間(土日のみ)。なかなか食べるの大変ですよ。午前11時半―午後3時。現在は限定20食で売り切れ次第終了だそう。営業日は、フェイスブックインスタグラム(ユーザーネーム「ruutokome2021」)で発信されていますのでご確認ください。かつては桂文珍さんが丹波篠山の代名詞でした。これからは、「丹波篠山の歌之助さん」をみんなで応援したいですね。名誉市民になってもらって田園交響ホールで独演会してほしいですね。ぜひカレー付きで。

 (参考)落語と丹波とスパイスと。ゲスト・桂歌之助さん (2021年8月28日)【訳あり講談ひるず】

 

店名 ルーとこめ

住所 丹波篠山市京町68ー1

営業日 上記 Facebook、Instagram で営業日公開。

作成者: デカンショくん

丹波篠山市内に事務所開設準備中。
趣味は丹波篠山。ライフワークは丹波篠山。