こんにちは、デカンショくんです。快気祝いを兼ねての知る人ぞ知るランチに行ってきました。
西宮苦楽園で人気のあった「ルナパルパドス」。2016年篠山市今田に移転され完全予約制のランチのみというスペイン料理のお店に行ってきました。今田は我が道を行くユニークななお店が多いですね。
店主の鈴木さん。苦楽園で2015年まで「ルナパルパドス」を営業し、2016年、今田町と、丹波立杭焼の市野雅彦さんのやきものに魅せられて、現在地に「ルナパルパドス 今田」をオープン。されています。
地元の食材と全て今田町の陶器の立杭焼の器を使ったこだわりの詰まった料理です。付き出しから始まります。
鈴木さんが篠山に魅了されたきっかけが丹波焼です。
娘さんとたまたま陶芸体験に訪れたときに出合ったのが、大雅窯(現、大雅工房)の市野雅彦さんが作るダイナミックで現代的な作品でした。今までの陶芸のイメージを覆す衝撃を受けた鈴木さんは、それ以来篠山に度々通うようになり、移住を決心されたそうです。
筍もまたこうして演出されると新鮮ですね。
この道ずっと通ってるんですが気がつきませんでした。看板もなく路面から少し奥にあるので知らない人多いでしょうね。卵かけご飯の玉之助さんの対面斜め少し行ったところにありますよ。
タバス9種盛りは豪華です。
「ルナパルパドス」とは、スペイン語で「まぶたに浮かぶ」という意味だそうですね。苦楽園では有名なスペイン料理のお店だったようです。
ランチは11:30からと13:00からの2部。3,500円、5,000円のコースがあります。3500円のコースは、アミューズ、スープまたはサラダ、前菜、メイン、デザートにコーヒーまたは紅茶付き。メインは2人以上ならばパエリアに変更も可能(5000円のコースではパエリア付き)要予約です。
キャベツの冷製クリームスープもまた粋です。
手毬寿司風の鯒のライスサラダ
カルボナーラ風の海老、蕨が鮮やか。
メインディッシュは豚肉か鹿肉とか。。
ミルクジェラート、ソースは渋柿で。
デザートもまたユニークなセットですね。
窓がなく、塗りかけの壁。不揃いな店舗、不揃いの食器。運ばれてくるのは、じっくりと調理された 素晴らしい料理。一皿一皿違う陶器と料理に感嘆しきり。
空気や水、食材など、都会とは異なる篠山の豊かさを最大限に生かした創作スペイン料理が評判。もてなしに全エネルギーを注ぎたいというオーナーの料理や空間に対する誇りが伝わってくる店でした。
住所 篠山市今田町上立杭5-18
電話 079-550-5009 https://maps.app.goo.gl/0gfxClq13R1PB8ut1