【グルメ情報】丹波篠山 二階町 老舗旅館「高砂」お昼のくつろぎランチ

今日は篠山歴史美術館の斜め前にある丹波篠山を代表する老舗旅館「高砂」のランチです。創業160年の老舗旅館。丹波焼の陶芸品が数多く飾られた館内はアンティーク感があり、落ち着いたインテリアが魅力的でゆったりランチを取りたいというならおすすめです。

ランチの価格帯も総じてリーズナブルです。

和モダンでレトロな雰囲気があります。

陶器や美術は旦那のこだわりの紹介をされている画廊のページもあります。

ランチは一階入り口左に、宿泊客がお食事をされるエリアになります。もちろん、冬は牡丹鍋を日帰りで食べに来られるお客さんもおられます。

ステーキ丼は、味噌と山椒がきいたどんぶりです。器がとても小さくて子供向けのサイズかなと勘違いしてしまいます。

肉は柔らかく食べやすいですが、味のパンチはあまりありません。女性ならぴったりのボリュームかもしれませんね。「山芋や大根を混ぜた焼肉丼みたい」という感想が乗っていましたがその通りでしたね。ボリュームといい、味付けといい、メニューのトップに記載されているのに残念なメニューとなっています。

ただ、一緒に出てきたこのなめこ汁のお味噌汁の方が美味しいものでした。

ステーキ丼よりはこのとろぎゅうの方が味わいがあります。とろぎゅうとは、丹波牛と丹波の山芋の丼です。山芋は味が濃くお肉は柔らかく下味がしっかりしていておすすめです。

小鉢のような丼よりは、おろし蕎麦セットボリュームがあります。一寸ぼうしでも乗りそうな大きなそば粉を練れるようなお椀にかなりの量の蕎麦が出されます。ただそば湯はないそうです。やはり蕎麦を提供されるなら用意して頂きたいですね。

丹波焼の陶芸品が数多く飾られた館内はアンティーク感があり、落ち着いたインテリアが魅力的な旅館です。器はどれもこっていて丹水窯さんのものでしょうか、味わいのある器で満足です。老舗旅館の庭も眺められてここでのランチもまたいい選択です。