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【グルメ情報】丹波篠山 垣屋「風和里」敷居は高くなったけど最高の食材のすばらしさを感じさせる和食

京料理一筋33年目のご夫婦が、2011年にオープンされミシュランにも認められ今や和食の名店となった「風和里」さんです。 50歳になられたのを機に、「のどかな里山で店を持ちたい」という夢を実現しようと、築30年の民家を改修されました。 結構早くから予約が詰まる人気店です。

トンネルを越えたところにある黒豆館から草山方面に500メートル行った左手にあります。国道173号線福住方面にあるライダーが集まる美味しい釜揚げうどんのお店「風輪里」さんとは違いますのでご注意ください。


開店当初、風和里の 「昼膳」は1575円で豪華な和定食ランチがありました。「これは信じられない」「びっくり仰天のコスパだ」と大評判を呼びまし たが、その後2000円代、3000円代となり、現在は昼は5000円、夜は8000円のみと庶民のデカンショくんはなかなか行けないお店になりました。それだけの価値があるお店ではあります。

風和里昼膳も相当手の込んだ料理で納得感されると思います。ご夫婦だけで営まれており、高齢になられたので、数少ないお客様にゆっくりと心行くまでの料理を出そうということなのだと思います。

この時は、昼は昼膳(2625円)と風和里御膳(3675円)だった時のものです。風和里御膳にしました。食事は完全予約制のコースのみでお昼は11:30からと13:30からの完全予約制です。今回は先付け、八寸、お造り、煮物、汁物、焼物、揚げ物、デザート、飲み物というコースでした。

先付けは黒胡麻豆腐と蓴菜のゼリー掛け。

八寸は、鮮やかな八種盛り。たけのこ、ツブ貝も、食材として躍動しています。

エンドウの冷たいポタージュに染まったおこげが絶妙のハーモニー。

ひろうすの湯葉餡掛け。冷たい汁物のあとの、暖かな餡かけ、ドラマは続きます。

海老と胡麻豆腐の玄米揚げ特に、胡麻豆腐の玄米揚げが美味しい。
その後のごはんもの、おこわに貝の味噌汁も美味しい。完璧な美食絶品のストーリーです。

抹茶プリンは、この色彩の通り抹茶100%とも言えるような抹茶プリンに感動。
大嫌いなイチジクが、、こんなにに美味しい食材なのかと気づかされます。
篠山産の旬の食材を使い、 京風にアレンジされる料理はこれ芸術品ですわ。


風和里さんのコンセプトは、「くつろぎ」で、「のどかな里山で、 和食や日本酒で、 和の時間と空間をゆっくりと過ごしていただきたい」 という思いの伝わるお店です。その思いがが伝わってくるようでした。ご夫婦ともに話される言葉数は少ない風和里さんですが、その思い、料理や調度品で伝わります。

店名 風和里

住所 丹波篠山市垣屋477-1

☎  079-593-1655

作成者: デカンショくん

丹波篠山市内に事務所開設準備中。
趣味は丹波篠山。ライフワークは丹波篠山。