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【グルメ情報】丹波篠山今田釜屋「一眞坊」断ち切り蕎麦と鶏南蛮のお美味しいお蕎麦屋さん

丹波篠山には、本当に美味しいお蕎麦さんがたくさんあるねとよく言われます。その代表格なお店がこの一眞坊さんです。休日に行こうものなら何時間も待つこと覚悟しなければなりません。 たしかに今田だけでもゆる里さん、ねじき蕎麦さんもあり、本当に美味しいお蕎麦屋さん多いです。

1990年豊中に「そば処 一眞」として開業され、その後2001年篠山の奥地住山に移られオープンされました。2013年からは、三田と篠山のちょうど中間に位置する今田町釜屋に移られました。一真坊さんのホームページにはその経緯が詳しく記載されています。一真坊さんは学生時の蕎麦屋さんでのバイトの時からそのままずっと続き、今尚、蕎麦を究められている達人です。

住山も味わいのある古民家でしたが、第3号店のこの店もさらに落ち着いた雰囲気のある葺屋根の古民家です。

一真坊さんの蕎麦は、十割そばで、福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら)に伝わる「裁ち蕎麦」でず 。裁ち蕎麦は、蕎麦粉をこねて玉にした生地を麺棒で延ばし、それを重ねずに広げたままの状態で定規などを使用して麺を包丁で截ち切る手法なのです。

 鋭利な包丁で蕎麦の生地を引き切ることでなめらかな断面となり、空気や水の浸食を防ぐ効果があるとのことです。普通は伸ばした生地を折り畳み蕎麦包丁で切るのが普通なのですが、ここの蕎麦は伸ばした生地を定規を当ててそのまま鋭利な包丁で断ち切る 独特の方法です。

 包丁の長さは80cmもあるそうです。 そのおかげでつゆがよく絡む「一眞流裁ち切りそば」ができ、一本はとても長いのです。

温かい蕎麦は、鴨南蛮とかけそばがあります。鴨南蛮は結構清水の舞台から飛び降りるほど高いですがここは飛び降りてください。鴨と蕎麦の両方とも美味しいお店だからです。

ブラウンの蕎麦、グリーンの青ネギ、レッドが鴨南蛮と鮮やかで術品です。分厚く硬くて柔らかい鴨はここでしか食べられません。全く臭みもなくて滋味深いです。 つゆには燻した鴨の香りと脂が染み込んで、蕎麦は断ち切りで活きておりなんというハーモニーでしょう。

シンプルにかけそばで蕎麦の味わいを感じる手もまたおすすめです。

蕎麦湯もたっぷり持ってきてくれます。

11時から15時までの4時間の営業です。休日の昼は1、2時間待ちっていうのもざらです。関西で有名なピザのドーノさんの隣にあり、蕎麦とピザの丹波篠山最強タッグエリアと言われています。

また 鴨ごはんは鴨とごぼうと蕎麦の実の炊き込み御飯もおすすめです。

広がる落ち着いた雰囲気のお庭、店内の美しい家具、お花、照明、などが出迎えてくれ、それらの調和がさらにお蕎麦の美味しさを引き立ててくれます。


丹波篠山東エリアのこだわり蕎麦の雄である一会庵さん、西の雄であるの一眞坊さんの食べ比べぜひしてみて下さいね。

店名::丹波裁ち切りそば 一眞坊

住所::丹波篠山市今田町釜屋29-2 
☎:(079)506-3956 
営業時間 11:00~15:00 
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、但し翌日休) 

作成者: デカンショくん

丹波篠山市内に事務所開設準備中。
趣味は丹波篠山。ライフワークは丹波篠山。