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【グルメ情報】丹波篠山 北新町 「如月庵」本当に絶品 デカンショうどん

丹波篠山市役所のすぐ横にある篠山観光ホテル併設の「如月庵」に今年も名物「デカンショうどん」。大きな猪が目印となっています。二階町丹波篠山百景館の前にある「ぼたん亭」も同じメニューになります。

如月亭は元篠山藩家老屋敷跡なので重厚感のある建物です。

昭和44年秋にあの重森三玲氏が設計指導された石庭も美しく見応えがあります。

ここは宿泊施設ですが、ボタン鍋などを提供するお店も設置されています。

入り口にはイノシシとウリ坊が「いらっしゃい」と迎えてくれます。誰もいない時にはそばの大太鼓を叩いて店員さんを呼びます。

店の中は高級感あるテーブル席、囲炉裡の和室もあり選べます。

何十年前の時計でしょうか。数々の骨董品があり待ち時間はじっくり眺めることができます。

何百万円するのではと思われる木製の調度品などもあります。

「ボタン鍋」が美味しいお店の一つなんですが我々庶民は年に1回か2回くらいしか食べられません。そういう人に提供されているのが、ボタン鍋の味噌だしをそのままにして地元の篠山豚を入れた名物「デカンショうどん」です。カードは利用できないので要注意です。

篠山のボタン鍋はだいたい一人前は最低5,000円以上するのが普通です。より美味しいボタン鍋を食したい人は上肉を揃えた8,000円前後のボタン鍋がさらに美味しいです。

今や冬の名物ぼたん鍋。タクシーの運ちゃんが言ってましたが、枝黒豆や丹波栗の秋の観光シーズンの次に忙しいのはボタン鍋のお客さんの送迎だそうです。

もちろんボタン鍋の本場ですので、お金に余裕のある方はボタン鍋をオーダーされるのが良いと思います。

でも「デカンショうどん」は庶民の味方の鍋です。

「煮込みうどん」を想像しがちですが、実は豚肉、豆腐、キクナ、ごぼう、椎茸、ねぎ、きのこなどがいっぱい入った「ぼたん鍋風うどんすき」なんです。

あとは豚肉をイノシシ肉だと思いこんで食べれば「ボタン鍋」なのです。お好み焼きに「豚モダン」ってありますが「豚モダン」ならず「豚ボタン」と命名しましょう。

丹波栗をすりつぶした絶妙の特製味噌が肝なんですね。持ち帰りの特製栗入り味噌です。少々高いのですが、家で3回の鍋味噌として使えます。これはここで食べた人だけに「おすそ分け」として販売されています。食べないと買えません。デカンショくん、この 特製栗入り味噌の大ファンです。騙されたと思って一度オーダーしてください。

店名  「如月庵(きさらぎあん)」

住所    丹波篠山市北新町124-1

電話番号  (079)552-5200

作成者: デカンショくん

丹波篠山市内に事務所開設準備中。
趣味は丹波篠山。ライフワークは丹波篠山。