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【グルメ情報】丹波篠山 安口「manie」飲食、加工品、綿、3つの手から生まれる素敵なランチ

福住伝統的建物群保存地区の一角になります。 余談ですが、この地は実は福住中心部から少し京都よりの「安口」になります。「やすくち」や「あんこう」と読んでしまいそうですが、正しくは「はだかす」と読みます。ここでは山椒魚(さんしょううお)のことを「はだかす」と呼び、口元が鮟鱇(あんこう)に似ていることから、鮟鱇(はだかす)と呼ばれていたようです。漢字が難しいと言うだけの理由で、簡単な当て字「安口」を「はだかす」と呼び、現在に至ります。街並みは昔ながらの民家が立ち並んでいて、西安口地区も国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されています。

丹波篠山に移住し農業を営む店主夫妻が有機栽培する黒豆やお米、和綿の魅力を発信されているお店です。ナリトパンといい、マ二エといい裏の入口からから入るんですね。

有機栽培や無添加食品などに関心を持ったという森田さんが10年ほど前、住山の「のりたま農園」で農業を学ぶため、神戸市須磨区から丹波篠山市に家族で移住してこられました。1年後には独立し、「quatreferme(キャトルフェルム)」という個人事業として近所の人から請け負った畑などで米や黒豆、サトイモなどを栽培していたなかで安口の古民家の活用を相談されたのがきっかけだそうです。

1年後に独立し、「quatreferme(キャトルフェルム)」という個人事業として近所の人から請け負った畑などで米や黒豆、サトイモなどを栽培していたなかで安口の古民家の活用を相談されたのがきっかけだそうです。

手紡ぎ手織り布の展示販売です。

黒豆ごはんの素などオリジナルの黒豆加工品も販売されています。まさしく第6次産業です。

ドライ枝豆もありました。

黒豆茶を出していただきました。

ごぼうのポタージュスープ。ごぼうのポタージュのなかにごぼうのパリパリフライが美味しい。

これがランチです。

黒豆コロッケはほかほかでことのほか美味しい。

玄米甘酒と蜜柑は彩がとても美しい。

大納言小豆の赤飯は結構ボリュームがありかつ味わいがあります。

飲食店、食品加工、綿製品、3つの要素からなりたつmani e(マニエ)。食品加工は神戸で食を文化とともに提案するカフェ「モントテーブル」(神戸市灘区)と一緒に企画しつつ、生産者と消費者の橋渡しを続ける食材店「ネイバーフード」(神戸市中央区)がメニュー、加工品開発の監修に参加されたそうでこうして商品開発が連携で生まれるんですね。

manieさんのメッセージを最後に。ありのままこそありがたい。不揃いこそ美しい。野生味こそ沁みわたる。 効率性や化学からは遥か遠いところにある、大地のちからとひとの手仕事によって営まれる農業が与えてくれる価値観を大切にしています。〈 mani e 〉とは「手と手」という意味のイタリア語から名づけたもの。自然の大地に実るほんとうのゆたかさとよろこびを、種まく手、草刈る手、花摘む手、糸紡ぐ手、綴じる手、調理する手、味わう手、暮らしを編む手…、あらゆる手をつないであなたに届け、循環させ、持続させていきます。

店名 mani e(マニエ)

住所 丹波篠山市安口889

☎ (079)506-4548

営業日  11:00〜18:00(17:00 l.o)  insta等で広報
ランチ  11:00〜15:00(基本土日のみ)
カフェ  15:00〜18:00(17:00 l.o)

作成者: デカンショくん

丹波篠山市内に事務所開設準備中。
趣味は丹波篠山。ライフワークは丹波篠山。