コロナ前までは「四季のランチ」やカフェもされていた白椿さん、2022年6月にうどん屋としてオープンいたしました。こしのある自家製麺、お出汁にこだわった黄金色のおつゆが特徴のお店です。
ここは歴史のある大山地区、国指定天然記念物である「千年もみ」や「夫婦いちょう」と呼ばれる大木や貴重な山野草が自生している自然豊かなエリアです。
ここで自然に寄り添い「衣食住」を実践しながら、お昼時間のみ自家製麺のうどん屋、リサイクル着物販売、着物リメイク、衣服手縫い教室「白椿手仕事塾 」などを開催されています。こんな生活やってみたいですよね。
住吉神社を左折すると、うどん屋白椿の白のれんが見えます。この奥に駐車場があります。
左手はお母さんが営まれるリサイクル着物等のショップ「野良着屋白椿」大変おしゃれな雰囲気の野良着ショップです。この隣を改修され、和風でありながらシンプル・モダンなうどん屋さんを開店されました。野良着さんも大変お洒落なので興味のある方はぜひ食後に立ち寄られればよいでしょう。
縫いでお洋服を作る教室「手仕事塾」を開催されておます。
色々な作品を洋裁経験がない方にも作れるよう自分のサイズに裁断、端処理(ロックミシン)を施したキットになっています。
店主はもともと「白椿農園」の農園長で、特産の大山スイカや黒大豆を栽培されており、うどん屋さんと農園の二足のわらじで運営されています。だからお昼だけの営業なんですね。足が悪い人は少し大変ですね。2,3個椅子もありましたが。
学生時代はうどん店でアルバイトし、長年、四国など各地で讃岐うどんの食べ歩きを続けてきた。麺はもちろん自家製でできた腰のあるうどんです。
夏向けのさっぱり冷たい「すだちうどん」
自ら育てた黒豆を粗びきして練り込んだ「黒豆ざるうどん」
きつねうどん1000円と、黒豆ごはん200円をオーダーしました。きつねうどんには、肉の他、3品の副菜がついていますがこれもどれも美味しいですね。普通の和食ランチ店をされても十分なおいしさです。
肉うどんがと思うほどの甘くやわらかな牛肉はついており、きつねうどんの風格を高めています。うどんは本当にコシのある美味しい自家製麺です。お出汁にこだわった黄金色のおつゆがまたうまい。
黒豆ごはん、あったかくて本当に食が進みます。自家製の黒豆が本当にいい硬さでごはんになじんでいます。黒豆が見える部分には少なくみえるのですが、中にはぎっしり入っています。中身で勝負は、きつねうどんも黒豆ごはんも同じですね。
内装も本当にしっくりした和風モダンなお店でお母さんも、うどん店を開店された店主も芸術的なセンスを持ち合わせておられるのでしょう。厨房、食器など本当にセンスの高い空間となっています。
猛暑も少しひと段落、白椿を吹き抜ける初秋の風がとても居心地が良いです。恐竜の里に行かれる途中や、住吉神社や金山ハイキングを兼ねて一度寄ってみてください。素敵な丹波篠山に出会えます。
- 住所 丹波篠山市大山宮293
- 店名 自家製麺 うどん屋 白椿
- ☎ 079-596-0133
- 営業時間 火曜定休(うどん屋AM11:00~14:00 土日祝は15:00)
- ホームページ うどん屋白椿 手仕事塾と野良着屋白椿