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【グルメ情報】丹波篠山 呉服町「玉川楼」オムトロ丼が有名な和食のお店

約200年前にこの丹波篠山の地に建てられたのが水車の回る風情ある料理旅館「玉川楼」です。かつての料理旅館の風情をそのままに残した和食のお店です。通りに直面した店の正面玄関。左は2階を利用する宴会客用、それ以外の一般客は、右の出入り口を使います。コロナ前までは結構地元の人も観光客も宴会などをされる人気のお店でした。

丹波篠山旧市街の東端にあります。「町屋」を改造した「居酒屋」なんですが、蔵を改造した風呂もあり、2階に宿泊することもできます。地元の人の中には、居酒屋というよりも、「旅館」と見ている人います。泊まり宴会などが多かったのかもしれませんね。「24時間営業年中無休」と記載されています。

城下町の老舗の昔からの店構えは間口は狭く、奥行きが深いのが特長です。宴会客以外のお客さんは、右の出入り口を使いますが、とっても低い「くぐり戸」を通らなければなりません

篠山の旧市街には、昼の時間帯にも営業しているお店は多いのですが夜営業のお店は少ないです。居酒屋と呼べる店が非常に少ない中、大手新丁と玉川楼はとても貴重な存在です。

丹波篠山でしか食べる事の出来ないご当地丼を「篠山まるごと丼」として各店が個性を出してメニューを考案されています。玉川楼は普通の牛とろ丼だけではなくすき焼き風に仕上げられた丼の上にふかふか山の芋トロロのオムレツを乗せたオムトロ丼を作られました。

すき焼き風に味つけされた牛肉がごはんの上にのりその上にとろろ入りオムレツがのりのりや紅しょうが・わさびがトッピングされています。ご飯と牛肉と山の芋と甘タレはとてもよく合います。山の芋を卵で包んでいいるのがオムトロ丼なのです。

オムレツを割ってみると中からとろろがでてきてきます。ビジュアル的にはとても良いのですが、山の芋と卵焼きがどちらも、「とろとろ」で「薄味」なので、双方が混ざっても味的には驚きや味の感動があまりない気がしました。同じ方向性の食材を合わせてもあまりインパクトはないなあというのが個人的な感想です。(人の好みは様々で、美味しいと言われている方も当然おられます。)

この店の特徴は、猪肉はもちろん、山の芋など、丹波篠山の特産品を取り入れています。四季膳などは前菜・お刺身・天ぷら・ちらし寿司を御膳で出てきます。特に、昼間のメニューには、色々な「御膳」もあります。前菜・お刺身・天ぷら・ちらし寿司を御膳で出てきます。

御造りを中心としたメニューです。

特製の鯖寿司をメインにしたセットもあります。鯖寿司も持ち帰り可能です。

天ざる御膳くらいになるとランチとして注文できるところまで来ます。

丹波篠山ならではの黒豆をホクホクのコロッケとして味わえる定食です。結構価格帯もお客が選べるよう大きくとってあります。

牛とろ丼もありました。また、篠山牛焼肉のランチや冬になると牡丹鍋やなどもあります。宴会や法事で良く使わせていただきました。料理も標準以上に美味しいと思います。

  • 店名  料理旅館玉川楼
  • 住所 丹波篠山市呉服町32
  • ☎  079-554-2266
  • 営業日 年中無休 11時00分~14時00分、17時00分~21時30分

作成者: デカンショくん

丹波篠山市内に事務所開設準備中。
趣味は丹波篠山。ライフワークは丹波篠山。